クエン酸とはレモンや梅干に含まれる酸味をもつ有機酸です。
日本では昔から健康食として、また疲労回復や病気の予防などに利用されてきた成分です。
このクエン酸に期待できる効果がたくさんあります。
その1:疲労回復
クエン酸といえばまずはこれです。
疲れの原因である乳酸を分解して体内に蓄積されるのを防いだり、
糖分をエネルギーに変えてくれます。
その2:血液さらさら
肝臓機能の働きを助け、老廃物の排泄を促すため、血液をきれい
にし、血管を丈夫にしてくれます。
その3:美肌効果
新陳代謝を活発にし、老化を抑制してくれます。
ぷりぷり肌には欠かせない成分です。
その4:体脂肪の分解
何もせずクエン酸を摂取しただけでは痩せませんが、
体に良くない酸性物質の分解が促進されると、
代謝活動が活発になり体脂肪の分解が促進されます。
体脂肪が多い人や運動不足の人は血液中に「乳酸」が溜まっている
ことが多く、この成分を分解してくれます。
その5:高血圧、糖尿病予防
クエン酸の効果で血液中の糖分燃焼が活発になり血糖値が
正常化します。
中性脂肪やコレステロールが溜まりにくくなるので高血圧・動脈硬化・
心筋梗塞・脳卒中の予防になると言われています。
その6:カルシウムの吸収を良くする
クエン酸は体内に入ったマグネシウムやカルシウムなどのミネラルを
吸収しやすくする働きを持ってます。
最近良く聞く「キレート作用」というのがこのミネラルを包み込んで
体内に運ぶという働きです。
その7:免疫力向上
体を弱アルカリ化の体質に変えてくれます。病気に対する抵抗力を
高め、病気にかかっても早く回復できる体を作ってくれます。
その8:ストレス解消
副腎ホルモンの正常な供給を促し、ストレスへの抵抗力を高める
その9:アレルギー改善
個人差はありますが、花粉症や喘息やアレルギー性皮膚炎を緩和
してくれます。
クエン酸の摂取としては粉末やサプリメントなどがありますが、たくさん一度に摂取しても時間が経つと対外に排出されてしまいます。適量を毎日続けて摂取することが大切です。
また、クエン酸は体内に入ると1時間以内に消費されてしまうためできれば何回に分けて摂取するのが効果的です。
基本は食べ物から摂取することをオススメします。
クエン酸を含む食べ物
レモン
ざくろ
みかん
グレープフルーツ
いちご
パイナップル
キウィ
梅干
お酢
ローズヒップ
柑橘類なら1個、いちごなら5〜6粒が目安。梅干は2〜3個。
ざくろジュースは朝晩コップ一杯を毎日お飲みいただくことをオススメします。
天然の食品からこのような成分を自然に摂取して、いつまでも健康で美しい体を維持してください。